インタビュー:Antti Waajakoski(UPMカウカス工場長)

Story 9.8.2018 18:00 EEST

Antti.png

Antti Waajakoskiは、2018年初めにカウカス製材工場長に就任しました。それまでは、カウカス製材工場のプロダクションマネージャーを務めていました。この役職では、およそ1年間、運営業務と管理職を統括する役割を担っていました。

現在は、製材工場の工場長としてカウカス工場全体の経営責任を担っています。この業務では、安全第一、お客様第一の考え方が重要です。「安全は常に最優先事項です。安全の次に、製材工場の業績を確保することに注力しています」とAnttiは述べています。弊社は、一貫した品質と信頼のおけるデリバリーをお客様に保証しており、製材工場長としましてもこの2点を特に重要と考えております。「私たちは、とりわけ、一貫した品質と信頼性の高いデリバリーを実現しなければなりません。優れた販売サービス、工場からの信頼性の高いデリバリー、一貫した品質によって、お客様に本物の付加価値をもたらし、競合他社と差別化しているのです」とAnttiは説明します。

エンジニアリングの理学修士号を取得して生産職に就いたAnttiが、林業を専攻したのは自然な事でした。「専攻を選択するとき、林業に進むのが当たり前だと思いました。昔からずっと、林業はフィンランドにとって重要な分野なのです」とAnttiは語ります。Anttiは、製材工場事業に足を踏み入れる前、ヴォイッカやカウカスにあるUPMの製紙工場で夏の期間従業員として長く勤めていました。卒業後は、ラウマの製紙工場で開発エンジニアになりました。製紙業の次はミネラルウール産業に携わり、8年以上の間にさまざまな役職に就きました。

ミネラルウール産業に従事した後、AnttiはUPMに戻ってキャリアを積みました。「UPMは、自社の社員だけでなく、森林所有者などの関係者も含め幅広い分野で安定した福利を生み出している、フィンランドの優良企業です。私はUPMの将来を信じており、もう一度UPMで働けることを誇りに思っています」とAnttiは言います。「カウカス製材工場での仕事は充実しており、職場の雰囲気がとても良いです。木材事業は非常に魅力的だと思います。生産工程では膨大な専門知識が求められ、最終製品を優れたものにするためには生産ラインの従業員一人ひとりのインプットがとても重要です」とAnttiは語ります。