UPMは、国連グローバル・コンパクトと国連が提唱する責任ある事業活動のための10の原則への積極的な取り組みにより、グローバル・コンパクト・リード企業として認定されました。ニューヨークで開催されたグローバル・コンパクト・リーダーズ・サミットにおいて、わずか36社のグローバル企業が認定を受けました。国連グローバル・コンパクトは、各国企業による世界最大規模の持続可能性イニシアチブです。
国連グローバル・コンパクトCEO兼事務局長であるリセ・キンゴは次のように述べています。「リード企業は、国連グローバル・コンパクトへの最高レベルの取り組みを示しています。世界はこれまで以上に、今日リード企業として認定された企業のように、持続可能パフォーマンスを改善し、より良い世界を築くために行動を起こす、あらゆる規模の事業活動を必要としています。
「UPMでは、UPMの事業活動と国連による2030年の持続可能な開発目標(SDGs)との戦略的な関連性について詳しく検討しました。UPM が提唱する Biofore Beyond Fossils(石油依存からの脱却 そして未来への挑戦)という考え方は、悪影響を最小限に抑えるか、良い影響を増やすことで、影響を最大限に高めるような行動を促進することに重点を置いています」と、UPMのバイスプレジデント、Sami Lundgrenは強調します。
UPMは、2003年以来、国連グローバル・コンパクト・イニシアチブに加盟しています。そして、2016年1月からは、リード企業として参加しています。「この名高いネットワークには、Danone、Nestle S.A.、Novozymes、Unileverなど、持続可能性における世界的なリーダー企業が参加しており、UPMはその中で唯一となる林業の代表でもあります。UPMは、リード企業に課せられた期待目標を達成するために最善を尽くし、企業責任のあらゆる分野でパフォーマンスをさらに改善するべく努力を続けてまいります」と、Sami Lundgrenは述べています。
リード企業として認定されるためには、少なくとも2つのグローバル・コンパクト・アクション・プラットフォームに参加している必要があります。UPMは、「SDGに関する報告」と「グローバルサプライチェーンでの適正な仕事」という2つのアクションプラットフォームに参加しています。また、参加企業はグローバル・コンパクト10原則と持続可能な開発目標に沿ったリーダーシップの実践の定義と育成を行うためのイニシアチブとコミットメントへのエンゲージメントも示す必要があります。さらに、10原則の実施に関する進捗状況を年に一度報告することになっています。
詳細については、国連グローバル・コンパクト・リード・ウェブサイトをご覧ください。