2018年もあっという間に月日が流れ、上半期が終わりを迎えようとしています。今年上半期の木材市場は、概ね良好でした。アカマツとスプルースのどちらも世界中で需要が高く、需要と供給の適切なバランスを保つのが非常に難しい時期もありました。
UPM Timberは、供給を上回る需要に後押しされて、生産、サプライチェーン、物流、販売の継続的な改善に取り組みました。そうすることで、弊社はお客様との約束を果たし、お客様の求める水準のサービスを提供することができました。
お客様からのフィードバックから、弊社の事業が非常に好調であると自信を持って言えます。もちろん、満足しすぎてはいけません。UPM Timberは、お客様により良いサービスを提供できるよう、事業を継続的に発展させることを目指しています。
迫りくる米中貿易戦争など、世界経済を取り巻く潜在リスクが逼迫していますが、木材事業の成長は下半期も続くと確信しています。2019年については、それほど先行きに不安はありません。その主な理由としては、弊社のお客様がそれぞれの市場で優れた競争力を発揮し、さらに高めつづけていることが挙げられます。UPM Timberは、お客様の前向きな発展を後押ししつづけたいと考えています。弊社は、すべての事業でより良い成果を挙げるために、弊社にできるすべてのことを遂行すると約束します。そうすることで、弊社はお客様が木材サプライヤーやパートナーを選ぶ際の最善の選択肢でありつづけることができるのです。
フィンランドは夏休みシーズン真っただ中ですが、もちろんビジネスに休みはありません。弊社では全社の従業員が期間をずらして休暇を取得します。また、製材工場のメンテナンス休業についても、綿密な計画を立てています。このような対策を講じ、夏の間も中断することなく、お客様に可能な限り効率的にサービスを提供します。従業員が休暇を取って英気を養うことで、弊社は目前の課題に対処し、顧客志向を強化することができます。
2018年上半期は、弊社をご愛顧いただき誠にありがとうございました。お客様と社員の皆様にとって素晴らしい夏となることをお祈り申し上げます。2018年下半期は、ネガティブなことよりポジティブなことの方がきっと多いと信じ、将来の課題に共に立ち向かえるよう、協力体制をより一層強化していきましょう。
素敵な夏をお過ごしください。
Mikko Hyvärinen
セールスサプライチェーンディレクター